最終更新日 H17.10.19
全国高校駅伝大会 秋田県予選 秋田工高 男子8連覇 13度目の全国大会出場
■H17.10.16(日) 秋田市内
今年の秋田工業高校は苦しかった。秋田中央高校は、5000m14分30秒台を2人(尾崎選手と小松選手)と1500m全県トップの石川選手、さらに全県駅伝大会で力を見せた渡部選手、4人の選手を持つだけに今年は秋田中央高校が都大路に行くだろうと、予想する人も多かった。
秋田中央高校は大会当日の16日には祝勝会も予定されていた。祝勝会を予定し残念会に変わることは秋田工業高校でも無かったわけではない、勝負の厳しい現実のこと、よくあると思わなければいけない、だからといって、勝利へ向けて努力した選手や監督の先生を批判してはいけない、大会の流れから1区の出遅れは予想外であった1区で4位トップとの差が52秒悪くても20秒差で来て欲しいところであったが、チームワークでカバー出来たと言ってもよいだろう。1区の岡部キャプテン、苦しい時が多かったこの一年、ここまでチームを良くまとめてくれた。
スタート。花の一区、主将岡部(3年)です。
八橋陸上競技場に設置された大型スクリーンでも秋田工業高校の姿がスクリーンで出るようになったのは、午前10時にスタートしてから1時間半過ぎてからのことだった。1区の52秒差は予想外の展開となったが、その後の選手たちは自分の役割に徹する走りを見せた。1区間ごとにじわじわ中央高校の背後に迫った。
4区で中央高校の渡辺選手が追いかける秋田工業高校の選手を意識して後ろを振り向いたとき。これで勝負は決まったと言う沿道の応援ファンもいた。しかし中央高校のアンカーは800mと1500mで全県トップの石川選手だ。ゴールするまでわからない。結果は2位の中央高校に1分8秒差先行逃げ切りアンカーに石川選手を配置した中央高校に勝利することが出来たが、決して安心して応援できた大会ではなかったが岡部キャプテンを中心に良く頑張った。
主将岡部(3年)です。
各選手の記録は1区が4位と低調だったものの2区からアンカーの7区まで全員が区間ラップ記録であった。全国の強豪高を招待して今年7月に行われた男鹿駅伝大会では、2時間8分台で優勝しているだけに、彼らが京都の全国大会で達成した2時間7分10秒の秋田県記録を塗り替えて欲しい。
今年の秋田中央高校は5000mを14分台、2人、800m、1500mにも全県トップクラスの選手を持つ素晴らしいまとまりのあるチームだ。平成17年11月10日の東北高校駅伝大会では、さらにパワーアップして来るでしょう。
アンカー佐々木(3年)がトップでゴール。
アンカー佐々木(3年)。
監督の大友先生のインタビュー。
監督の大友先生と岡部主将のインタビュー。
表彰式。
陸上競技部長距離駅伝チーム。
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